私の中にあるもの 16

ベッドに寝転がって本を読んでいると、裕二が布団に入ってきた。
「まだ寝ない?」
裕二は私の方に体を向けて寝そべっていた。生返事をしながら、時計を見ると11時を回ったところだった。入浴で暖まった裕二の体から暖気とボディーシャンプー類の爽やかな匂いが漂ってきた。「寝よっかな」
私は本を閉じると立ち上がって電灯のスイッチを切った。
布団に戻ると、いつものように裕二がにじり寄って来て横から私を抱きしめた。
私が体を半転させて裕二と向き合うと、彼の唇が軽く私の唇に触れて離れた。何度か触れるだけのキスを繰り返していたが、腕の力が強くなりそれまでより長く唇の接触が続き、少し開いた隙間から舌が差し込まれる。私はそれを受け止め、自分の舌を絡めていく。自分の口へと誘い込む彼の舌に連れられてそちら側に滑らせた。柔らかい感触は少しずつ頭の中をとろけさせていく。
背中に回された腕の動きが徐々に早くなっていくのを感じて、裕二も私と同じような感覚を味わっているんだろうかと考える。
それとももっと直情的な欲望が募っているんだろうか。
私がお互いの間にあった腕を裕二の腰に回すと、裕二の手がトレーナー中に入ってきた。
余り大きくない私の胸の脹らみを軽く揉みほぐし、その先端を指で何度もさすった。そこを刺激される度に、弱い電気のようなものが背中まで走る。やっとBカップという自分の胸の小ささが気になって、胸を触られるのは何だか後ろめたい。気持ちいいのだけど、こんな貧弱な胸を触ってもらって申し訳ないような気分に陥ってしまう。
もちろん裕二は何のわだかまりもなく胸への愛撫を続けようとするが、私の方が耐えられなくなる。
裕二の腰にしていた手を腹部の方に動かしスエットの上から盛り上がっている感触を確かめる。布の上から形を確認するように右手で軽く握ると、左手で触れている裕二の背中がびくっと動いた。そうやって私は彼一人だけが愛撫する時間を打ち切る。
裕二の手も腹部をつたってパジャマのウエストゴムをくぐり抜け、ショーツの上からふくらむ部分を触り始めた。
布越しの柔らかい指の動きを感じながら、私は裕二のスエットを両手でトランクスと一緒にずらした。半分くらいの堅さを持った裕二のそこを私は手のひら全体でゆっくりと握る。
手のひらを通して裕二の熱が伝わってくる。そのままほんの少し上下に動かしてみると、手のひらの中で震えて堅さと大きさが増した。
裕二の指がショーツのクロッチ部分を脇によけるようにして溝に添えられる。自分の指よりかなり太い彼の指先が湿り気を帯びた穴に差し込まれ、その口を出入りする。別の指が溝の始まりの部分を探るように移動して隠された蕾を探り当ててそこを突き始めた。

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