私の中にあるもの 17

「あんっ・・・やっ・・・」
弱い刺激につい声が漏れ、手の動きが止まってしまう。裕二は私の頭を抱き寄せて荒々しくキスをした。ねじ込まれる舌を受け止めると彼の高ぶりも伝わってくる。
陰核への刺激が次第に強まってきて、その度に腹部の奥に熱が凝縮されていく。その凝縮された熱の部分に差し込まれた指も次第に奥へと進められ、その動きはクリトリスへの刺激と連動していた。裕二の舌に塞がれて声を出せずにいるのが少し苦しくなってくる。
私は裕二のもたらす官能から逃れるように、自分の手の動きを再開した。すっかり張り付けたそこを扱くスピードを少し上げてみる。先端に指を滑らせて小さい円を描くように軽くさすると窪みから液が溢れてくる。
裕二の舌の動きが一瞬止まって息を詰まらせたようだったが、手は私への刺激をやめなかった。私は更に、先走って出てきた濃度の薄い液を指に絡ませて、亀頭部分に塗り広げた。唇が離れて、裕二のしかめた眉が見えた。
私は体をずらし、裕二の腹部に自分の頭を持っていき、同時に裕二の手を掴んで彼の体の脇に追いやった。裕二の体が反転させて仰向けになる。痛くないぎりぎりくらいの力加減で裕二のそこの根本部分を掴み、そして、先っぽのすべすべした部分に口づけをした。
ねっとりと舌を絡ませてから、徐にくわえ込み、亀頭との境の段差部分に唇があたるように顔を上下させた。
「うっ」
堪えきれなかったのか、裕二の口から漏れた声が聞こえる。
口をそこにくっつけたまま、上目遣いに枕の上に位置した彼の顔を見やると、潤んだ彼の目と目が合う。口を開き、一旦そこから離れ今度は舌先で竿の裏部分を何度も往復でなぞる。手の平が先端分に軽く当たるような位置に指を広げて手を浮かせた。
裕二のそこは私の与える刺激に張りつめていくのがはっきりと分かった。気付くと、裕二の手が私の頭をゆっくりと撫でていた。私はもう一度裕二の表情を確認する。
目を閉じて私がもたらす感覚に陥っているのがわかった。

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