私の中にあるもの 41

裕二の手は胸をまさぐりながら、もう片方の手でスリットを撫で回し始めた。
「ん・・・」
舌と唇で塞がれた口から喘ぎ声が染み出る。
裕二の唇が私の口を離れ胸元へと下りていき、胸の先端を捉えた。
「ぁんっー・・・」
無意識に声を出さないように唇を噛みしめていた。
「声聞かせて。」
そのままの位置で裕二が囁いた。息が乳首に当たり微妙なくすぐったさと快感が生じる。
「あんっ」
「我慢するなよ。」
指が発熱し始めたくぼみにするりと入り込んできた。両胸からの刺激と相まって裕二の指が入れられたそこは夥しい愛液が分泌され始めているのが分かった。
裕二の肩に置いた手を握りしめると、布の感触。裕二は全く服を脱いでいなかったことに今更ながら気付いた。
自分だけ何も身につけていないことは認識してしまうとやはり恥ずかしい。手を伸ばして裕二のTシャツを手繰りよせようとした。もぞもぞと動く手に裕二が不審げな視線を向ける。
「ゆうじ、ふく・・」
「ああ。」
私の要求を分かってくれたらしく、ぱっと立ち上がると勢いよく下着毎身につけている物を取っ払ったかと思うとすぐに私の上に被さった。激しいキスとともに、先までと同じ愛撫が再開され、みるまに激しくなっていく。下は割れ目の奥だけではなく、その始まりの突起の部分も弄られ始めたが、もう既に全身が軽い痺れを伴った熱を帯びていて、その原因がどこから生まれているものなのか判別できなかった。
「んっんっーーー」
裕二の諭しに従おうと思いつつこれまでの習慣から声を堪えがちだったことも吹き飛んでいく。膣壁を激しく擦り上げられて体がのけぞり、勝手に声が紡ぎ出される。
「あっあっああーーーー!」
もう一体何回いかされたんだろうか。自分では絶対導くことができない快楽は強烈すぎて思考能力を全て奪ってしまう。
「すごいよ、理絵。」
裕二の声も耳を通り過ぎていくだけで顔を動かす気にもなれなかった。それでも体を起こしていた裕二が再び私の上に被さって唇を強く押しつけた時には条件反射で口腔の入り口を開け、絡められた舌に応えていた。
「もう我慢できない・・。」
耳元で囁かれて、内容を頭で理解する前に本能なのか何なのかとにかく頷いていた。
弛緩した両足が軽々と押し開かれ溢れる液体でべたべたになっているであろう所に固いものが当てられた。
指にも舌にもないその大きさと熱さに体がまた反応してしまう。裕二が服を脱いでから時々太股に当たって存在を誇示していたそれの先端が中へと入り込んできた。
「んっ・・・・」
襲って来るであろう痛みを予想して少し体が緊張してしまう。奥まで入らずに入り口の辺りで抜き差ししているからなのか、全く痛みはなかった。口でしていないから、大きくなりきっていないんだろうかと考えたが、それなら堅さも足りなくなってしまうはずだ。
挿入されてからしばらくすると、さっきまでの波がまた押し寄せてきた。しかし、波はいつまでも同じ所にうち寄せて来るばかりで飲み込まれるような大波が来ない。
「理絵、腰動いてるよ。」
突然喋った裕二に閉じていた目を開けると、裕二は悪戯っぽい笑みを浮かべていた。私はもどかしさのあまり自ら腰を動かし始めていたことに気付いた。
「物足りない?」
裕二の目に見据えられてしまうと否定もできず、かといって肯定してしまうほどの開き直りもなかった。
しばらく固まっていたが、募る羞恥に顔を反らせようとしたが、それよりも早く衝撃が走った。
「あっ・・・・・!」
首が反ってしまう。固い物が私の中心深くに到達している。中はねじ込まれたもので圧迫されていたが、そこから生じる刺激はいつものような痛みではなかった。ゆっくりと引き抜かれまた一番奥に付き当てられる、何回かそれが繰り返される内にその動きが早くなっていく。リズミカルな挿出にさっきまでのもどかしいような疼きが急激に束ねられていき弾けてしまった。全身を襲った麻痺が拡散しきっていないのに、裕二の動きは止まなかった。
「だめっーーあーゆうじ」
迫り来る獰猛な感覚に対して本能的に危険を察知していた。どうにか逃れようと体をよじるが、裕二は全く動じなかった。
力が入らない。
「もっといってよ。」
裕二の声がどこからか聞こえるような気がしたが、自分の発する声が遠く近くに響いて判別できない。体の中心で爆発し続ける熱に何もかもが吹き飛ばされていく。
わたしどうなってしまうの?
頭を左右に振り、ソファーの表布に四肢を押し付けそして裕二の名前をひたすら叫んでいた。
それに答えるように時々呼ばれる自分の名前が意識の向こう側から聞こえる。
「りえ・・もういいか?」
いつの間にか横臥していた体を反転させられる。なんとか開いた視界に裕二の顔があった。必死で手を伸ばすと裕二の手がそれぞれを握り、指と指を絡めるとソファーに押し付けた。
繋がれた手の熱が全てを押し戻して混濁した意識が鮮明になりそうな気がした。しかし、確実にこれまでを凌ぐ激しさで裕二が動き始めると一瞬の後には放り出されそうな強い衝撃に全身を貫かれていた。

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